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ラミネートベニアとは
歯を白くする方法のひとつにラミネートベニアがあります。
歯を白くするというとホワイトニングを連想する人も多いのではないでしょうか。特殊な薬剤を塗布し、歯を漂白する方法です。しかしこの方法では十分に歯を白くすることができない場合があります。そんなときに行われるのがラミネートベニアです。
このラミネートベニアは歯の表面を薄く削り、セラミックの板を貼り付けるという方法で行われます。
このラミネートベニアの最大のメリットは短期間で非常に高い効果を得られることでしょう。ホワイトニングの場合、思うような効果を出すまでに数ヶ月の時間がかかることもありますが、こちらは一度の治療で歯を白くすることができます。
効果も半永久的。ホワイトニングの場合は、治療後に歯の白さが元に戻ってしまうというリスクがありますが、こちらは変色の心配もほとんどなく、白い状態をずっと維持することができます。
歯を削る量もごくわずかなので負担もほとんどありません。歯の神経を抜くといった大規模な治療を行う必要もないので手軽に受けることができます。
さらに、歯を白くするだけでなく歯の形を変えたい場合や整えたい場合にもラミネートベニアは利用されます。
健康な歯を削ることに抵抗を覚える人も多いでしょう。それだけに判断は慎重に行う必要がありますが、白い歯を取り戻したい人、歯並びや歯の形に悩みを抱えている人はその解消法の選択肢として考慮にいれてみて損はないと思います。
ラミネートベニアのメリット・デメリット
効果的に歯を白くすることができるラミネートベニア。歯を白くしたい人にとっては魅力的な方法ですが、特殊な治療法だけに事前にメリットとデメリットをしっかり把握しておく必要があります。
メリットとしては短期間で歯を白くすることができるという点がまず挙げられます。通院回数は虫歯などがない場合は2~3回程度。ホワイトニングに比べるとはるかに少ない回数で済ませることができます。
それから治療後の変色がないこと。セラミックを貼り付けるため、ホワイトニングのように色の戻りを心配する必要がありません。
歯の表面を薄く削るだけなので痛みを感じることもほとんどなく、負担を少なく済ませるのも大きなメリットでしょう。
それに対してデメリットとしては健康な歯を削るという点があります。痛みを感じずに済むとはいえ、健康な歯を削るということに抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか。
それから貼り付けるセラミックは強度の問題があるので奥歯など強い力がかかってくる部分には使用することができません。通常前歯のみの使用となります。またはがれやすかったり、噛み合わせが悪い場合には使用できないといった問題点もあります。
寿命の問題もあります。変色の不安はありませんが、劣化による寿命があります。ラミネートベニアの寿命は約10年程度と言われています。
こういったメリットとデメリットを踏まえた上で治療を受けるかどうか判断するようにするとよいでしょう。
ラミネートベニアが適しているケース
ホワイトニングではなくラミネートベニアを選択する方が適しているケースがあります。
まず歯の変色の原因。テトラサイクリンという抗生物質を使用した影響でもともと歯が変色してしまっている場合があります。この場合だとホワイトニングで効果を発揮することはできず、歯を白くしたい場合はラミネートベニアがもっとも効果的です。
それから事故で欠けてしまったケース。もっともラミネートベニアが役立つケースとも言われています。ラミネートベニアで歯を白くすることができるだけでなく、欠けた部分を補い、なおかつ歯の形を整えることもできます。また歯が小さくて全体のバランスがとれていない場合にもラミネートベニアは効果を発揮します。
それから広範囲に虫歯ができているケース。ホワイトンニングでは時間がかかりますし、治療後の色の戻りの心配もあります。しかしラミネートベニアならそんな心配もありません。
逆にラミネートベニアが適さないケースもあります。まず歯並びが悪いケース。歯の形を整える効果もあるラミネートベニアですが、歯並びが全体的に悪い場合は歯列矯正で根本的に治療する必要があります。また咬み合わせが悪い場合も貼り付けたセラミックが割れたり剥がれたりする恐れがあるので適しません。
また、すでに差し歯になっている場合はラミネートベニアではなく、セラミッククラウンの方が適しています。
このように、ラミネートベニアは状況によって適している場合とそうでない場合があります。医師と相談しながら判断するようにしたいものです。